手帳が書けないときに試したい、〇〇を整えること

今日の記事は、手帳の悩みあるあるの上位に取り上げられるだろう「手帳が書けない!」を環境を整えることから解消してみようというお話です。

手帳が書けない!原因は何?

こんにちは、コラージュ手帳・公認講師の福永彩子です。
手帳の話をするときにチラホラ聞こえる、「手帳が書けない」という悩み。
私も何度か陥ったことがあります。
思い返すと、書けないときってだいたい自分の心に余裕がないときなのですが、
もちろんそうでないときも。じゃあ何が違うんだろう、と書けるとき書けないときの
ことを比べた時にたどり着いた結果が「環境」でした。

手帳が書けないのは環境のせい?

私が書けるとき
・お気に入りのペンを使っている、ペンが走る。
・紅茶の香りがする(紅茶を飲んでいる)
・天井が高いところにいる
・適度なざわめきや音楽(歌詞のないもの)がある
・スマホの通知がならない(スマホをしまっている)

私が書けないとき
・ペンが引っかかったりなど、書きにくい
・隣の会話や音楽(歌詞)が気になりそっちに気を取られてしまう
・のどが渇いている、おなかが空いている
・スマホの通知がバンバン来る

思い返すとこんな感じでしょうか。
ということは、です。この環境を意識的に整えれば、集中しやすいはず。
イチローが打席に立つ際、必ず屈伸をしてピッチャーに向けてバットを立てるように、
手帳に集中するにもルーティンや条件、環境を整えることを取り入れたらよいのかなと思います。

ここでちょっと不安が湧いてきます。
「この状態で集中できる」とするならもしその条件から外れてしまったら?
お気に入りのカフェが人でいっぱいで入れなかったら?
集中できなくなってしまうかもしれません。
ではどうしたらいいのか。

漫画で学ぶ、環境を整える方法について

私の好きな漫画の一つに、ひぐちアサ先生の「おおきく振りかぶって」というのがあります。
タイトルからなんとなくわかるように野球のお話。
埼玉県の、創立したてほやほやでメンバーが試合のできるギリギリの人数しかいない西浦高校野球部が甲子園を目指して野球をする漫画です。
この漫画がよくあるほかのスポーツ漫画と違って面白いところが、試合だけでなく日々のトレーニング、食事の方法、メンタルのケアまで細かく書かれているところ。
そのトレーニングの1つに「条件反射のイメージトレーニングをする」というものがあります。
これはどういうことかというと、試合で緊張する時にリラックスして普段通りのパフォーマンスを
発揮できるように、普段からイメージしようというトレーニングです。
では、「緊張するとき」に必ずあるものとは?

球場?

…広すぎる。球場もいろいろあるし。

そもそも緊張するタイミングってピンチの時?チャンスの方がドキドキしない?

わかる。ランナーがスコアリングポジション(※簡単に言うと2・3塁に走者がいる状態です)に行くとドキドキする!

あ、でも。スコアリングポジションにランナーがいるのはピンチも同じでしょ?

そうだ、ピンチもチャンスも、グラウンドの状態は全く同じなんだ。つまり…

サードランナー!!

…という訳で、西浦高校野球部の面々はサードランナーを見る=自分はリラックスしている(緊張していない)という条件付けを行い、大舞台の強豪相手でも積み重ねた練習の成果を遺憾なく発揮することができるようになります。

はい、(フィクションですが)この例からも分かるように「再現性の高い」条件付けをすることが重要そうです。
では手帳を書くときに必ずあるものとは?状況とは?と考えた時に目に留まったのは、筆記具…万年筆でした。
いくつか前の記事でお話していますが、私には見るだけでテンションが上がっちゃう、お気に入りの万年筆を持っています。
そして、その万年筆を持ち運ぶのにちょうどよい、ペンケースも持っています!
私はすでにいつものペンを必ず持ち歩く習慣がついているので、この万年筆を私にとっての「サードランナー」と位置付けられれば、紅茶がなくても、カフェじゃなくても、いい音楽がなくても集中することが出来そうです。

ちなみに「僕はよく物をなくす」と公言されている渡邊康弘先生は、愛用している「ジェットストリームボールペン」を自分が作業をする至る所(自宅でも仕事場でも)に複数おいているそうです。
その手法(かつ比較的手に入りやすいペン)だったら緊急事態でも対応できそう!

さて、あなたの集中できる環境はどんなものでしょうか?
今までのことを思い返して、あなたにとっての「サードランナー!」見つけてみましょう。

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