こんにちは、コラージュ手帳協会、手帳講師の渡邊康弘です。
いよいよ、9月も上旬にはいり、手帳が出そろってきましたね。
2022年は、バーチカル手帳を網羅しようと思っておりまして、頼んでいた手帳が続々と届いております。本日は、その中から、タイムコーディネート手帳 2023の中身、使い方を見ていこうと思います。
- タイムコーディネート手帳2023とは?
- タイムコーディネート手帳2023の特徴は?
- タイムコーディネート手帳2023の使い方は?
- タイムコーディネート手帳2023の使い方をもっと深めるには?
- タイムコーディネート手帳2023 中身
- タイムコーディネート手帳2023 中身 表紙
- タイムコーディネート手帳2023 中身 説明書・全体像
- タイムコーディネート手帳2023 中身 3年間カレンダー
- タイムコーディネート手帳2023 中身 5つの「私」役割シート
- タイムコーディネート手帳2023 中身 VISION逆算シート
- タイムコーディネート手帳2023 中身 3カ月プロジェクトシート
- タイムコーディネート手帳2023 中身 見開き二か月マンスリー
- タイムコーディネート手帳2023 中身 バーチカル(4時~3時の23時間)、タスクスペース、振り返りスペース付
- タイムコーディネート手帳2023 中身 メモ
- タイムコーディネート手帳2023 中身 終わりに
- タイムコーディネート手帳2023 まとめ
タイムコーディネート手帳2023とは?
タイムコーディネートとは、洋服をコーディネイトするように時間を「自分が好きで、フィットして、心地よい」ものにするため主体的に選んでいくこととのこと。
タイムコーディネート手帳より
タイムコーディネート手帳2023とは、シリーズ90万部発行の『時間の超基本』を監修された吉武麻子さんが考案された手帳。
『時短・効率化の前に今さら聞けない 時間の超基本』の本を読んで、私もこの手帳の存在を知りました。結構、『時間の超基本』は、時間の考え方や、時間術などまとまっていて、個人的に、はじめて「時間」を考えるのに、いい本だなと思っております。
ただ、SNSを調べてみると、この手帳、CITTA手帳とすごく似ているという声も多いんですね。ほんとかなと、調べてみると、タイムコーディネーターの吉武さんご自身が、2020年11月16日に「CITTA手帳活用術」のYoutubeも挙げられていることから、かなりの影響を受けているのかもしれませんね。そして、手帳制作元もダイゴー。CITTA手帳と一緒ですね。
そのため、CITTA手帳に似ているというのは、当然なのかもしれませんね。
タイムコーディネート手帳2023の特徴は?
タイムコーディネート手帳の特徴は、5つの「私」役割シートや、VISION逆算シート、3カ月プロジェクトシートの3つ。他にも、CITTA手帳を彷彿とする、見開き二か月マンスリー、24時間バーチカル(実際には5時~4時までの23時間バーチカル、CITTA手帳も2021年版まで23時間)。バーチカルは、右側にタスク管理ができるところが特徴です。
逆算手帳の逆算ということや、かなりプロジェクト重視。仕事で、プロジェクト、ガントチャートを活用しているという人にはおすすめできるものになっていますね。
タイムコーディネート手帳2023の使い方は?
タイムコーディネート手帳の使い方は、主に5つの「私」役割シート、VISION逆算シート、3カ月プロジェクトシートのステップ3つ。
タイムコーディネート手帳2023の使い方は?1.5つの「私」役割シート
ステップ1 5つの「私」役割シート
1.睡眠時間を書く
2.どんな役割があるのかを書きだし、24時間のバランスを把握する
3.理想の私を1年以内の私を作り、現在、理想、3年後の書きやすいところから記入。
タイムコーディネート手帳2023の使い方は?2.VISION逆算シート
ステップ2 VISION逆算シート
1.VISION→MISSION→VALUEの順で書きだす。
2.1年を3カ月ごとの4パートに分けて達成したいことを書く
タイムコーディネート手帳2023の使い方は?3.3カ月プロジェクトシート
ステップ3 3カ月プロジェクトシート
1.VISION逆算シートで見えてきたプロジェクトを書く
2.上旬、中旬、下旬でざっくりとやることを書きだす
3.さらに細かいタスクを書きだしていく
タイムコーディネート手帳2023の使い方をもっと深めるには?
監修された『時短・効率化の前に今さら聞けない 時間の超基本』(朝日新聞出版)の中に掲載されているので、そちらを参考にするのが良いと思います。この『時間の超基本』は、物理学の世界からの時間の話と、実用的な時間術と、かなりおもしろい構成になっているので、個人的におすすめです。
吉武さんが主催の講座があるとのことで、もっと深めるには、実際に受講するのがよさそうですね。
タイムコーディネート手帳2023 中身
タイムコーディネート手帳2023の中身をみていきましょう。カバーは、塩ビですね。ダイゴー制作だけあって非常にしっかりした印象のするカバーです。
タイムコーディネート手帳2023 中身 表紙
タイムコーディネート手帳2023の中身、表紙はシンプルな印象ですね。
タイムコーディネート手帳2023 中身 説明書・全体像
タイムコーディネート手帳2023の中身、表紙をめくると、タイムコーディネート手帳の全体像が載っています。タイムコーディネート手帳の特徴の5つのポイントが書かれていてわかりやすいですね。こういうページがあると、どう活用していけばいいのかもわかっていいですよね。
タイムコーディネート手帳2023 中身 3年間カレンダー
タイムコーディネート手帳2023の中身は、3年間カレンダー。2022年、2023年、2024年の3年間分のカレンダー。このカレンダーがあると長期にわたってのスケジュールや、今年や来年の連休の予定が立てやすいのがいいですよね。
タイムコーディネート手帳2023 中身 5つの「私」役割シート
タイムコーディネート手帳2023の中身、5つの「私」役割シートは、この手帳の特徴の一つですね。
『時間の超基本』では、p154、p172に紹介があって、どう生きたいのかを考えられるシートですね。
タイムコーディネート手帳2023 中身 VISION逆算シート
タイムコーディネート手帳2023の中身、VISION逆算シート。ビジョンやミッション、バリューを書きだす部分はいいですね。こういうページがあると自分のことをあらためて掘り下げられそうですね。
タイムコーディネート手帳2023 中身 3カ月プロジェクトシート
タイムコーディネート手帳2023の中身、3カ月プロジェクトシート。10ページ。見開き5ページ。
タイムコーディネート手帳の考案者、吉武さんは、他の手帳作家さんよりも、プロジェクトに関して、より特化しているのかなと感じます。『時間の超基本』を読んでみても、そのこだわりが描かれている感じがしますよね。
『時間の超基本』の中では、p68に「ガントチャートで仕事を見える化する」するという項目で、あkなり詳しく書かれています。ガントチャートとは、もともと、アメリカの経営コンサルタント、ヘンリー・ガントによって考案されたのは有名なところ。プロジェクト管理や生産管理に用いられて、プロジェクトマネジメントの中では、必須ですよね。全体のスケジュールや作業の進捗がわかること、チームでその状況をシェアできるなど、利点も多いですね。最近はAsanaというアプリが有名で、このアプリを使うと、チームで作業状況をシェアできるのが嬉しいところ。
『超時間の基本』では、ガントチャートを書くコツとして、
・「6カ月・3カ月・1週間単位」で目標を立てること
・3カ月先の未来タスクを入れること
・所要時間を見積もること
などかなり実践的に書かれているので、興味を持った方は一度本を手にとってみるのもおすすめです。
タイムコーディネート手帳2023 中身 見開き二か月マンスリー
タイムコーディネート手帳2023の中身、見開きの二か月マンスリーは見やすくていいいですよね。二か月あると、前の月や、次の月を考えるのにいいですね。
タイムコーディネート手帳2023 中身 バーチカル(4時~3時の23時間)、タスクスペース、振り返りスペース付
タイムコーディネート手帳2023の中身、バーチカル手帳。
やっぱり、見開きでこのバーチカルの使いやすさってすごく重要ですよね。
タイムコーディネート手帳2023は、バーチカルはほぼ24時間(4時~3時)の月曜はじまり。
9月26日週はじまり、12月31日までの、約14カ月分入っています。
右側のスペースはタスクスペース、振り返りスペース付ですね。
このタスクスペースはそのままタスク管理に使ってもいいですし、ハビットトラッカーとしての活用もよさそうですね。
ただ、タスクスペース、振り返りスペースをとってしまったゆえに、次のカレンダースペースがなかったりと、デメリットもありますね。
タイムコーディネート手帳2023 中身 メモ
タイムコーディネート手帳2023の中身、メモ。メモは方眼ノートページが7ページです。
少し足りない気もするけどちょっとしたメモを取るにはこのぐらいがちょうどいいのかもしれませんね。
タイムコーディネート手帳2023 中身 終わりに
タイムコーディネート手帳2023 まとめ
この手帳は、『時間の超基本』を読んで知ったのですが、SNSの口コミで言われているように、CITTA手帳に影響を受けている手帳だなと思いました。制作元も、CITTA手帳と同じダイゴーですし、似てしまうのはしょうがないのかもしれませんね。
ただ、CITTA手帳と大きく違うのは、タスクやプロジェクトに重視しているところ。仕事でより手帳を使うという人には、この手帳がいいのかもしれません。個人的にはもっと、仕事でバリバリ活用できる手帳も欲しいので、仕事活かせる手帳にどんどんバージョンアップさせてほしいですね。
ワクワクリストや、夢を書くスペースというあまり見受けられないので、キラキラよりも、仕事バリバリこなしたい、キャリア志向の手帳。ここの強みをもっと生かせる手帳だといいなと思ってしまいました。
個人的に『時短・効率化の前に今さら聞けない 時間の超基本』は、なかなか興味深かったので、この本を読んで、おもしろいと思われたら、このタイムコーディネーター手帳もおすすめですよー。
渡邊康弘(わたなべ やすひろ)
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『シン・読書術』『言葉の力を高めると、夢はかなう』などベストセラー書籍の作家。
レゾナンスリーディング開発者。コラージュ手帳協会手帳講師。日本トップレベルの「読書家」。
ITベンチャー→学生起業→人材ベンチャー(のちに上場)→神田昌典氏の事業パートナー→独立。
ビジネス書作家、事業プロデュース、起業塾主催。年間2000冊読む読書家。
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