FOCUS手帳の中身は？2024年版を実際にFOCUS EiTO手帳を入手してみた

こんにちは、コラージュ手帳協会、手帳講師の渡邊康弘です。

今回は、2021年からSNSなどで話題になっているFOCUS EiTO手帳についてです。
2021年発売の2022年版も大変人気で、2022年も完売の人気商品でした。

このFOCUS EiTO手帳は、CITTA手帳と似ているとも騒がれています。
結論からいうと、2023年版から2024版のFOCUS EiTO手帳は、
ユーザーの声を聞いて、かなり変わってきたなという印象です。
昨年の記事や、私の手帳仲間も私が購入しているのをみて、購入してくださった方も多いみたいなので、その辺も考察していきたいと思います。

【FOCUS手帳の中身2024】2024年版と2023年版の変更点

• カバー帯がなくなって、製作者色が薄くなった
• 中身の構成順序が大幅に変わったこと。前半：ガント、マンスリー、ウィークリー、中盤：方眼メモ、後半：FOCUS EiTO手帳の特徴
• バケットリスト、理想のマンスリー、理想のウィークリーがなくなり、フリーリスト、フリーのウィークリーとなった

大きくこの３つが変わっているので、毎年購入されている方は注意ですね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳の表紙

2023年版のFOCUS EiTO手帳の表紙は、製作者の小中澤貴子さんの写真がドドーンとしていたのですが、2024年版には、帯がなくなりました。そして、びっくりなのが、制作者の名前が見当たらないのですよね。CITTA手帳の青木千草先生は、良くも悪くも、青木先生の主張が強い手帳になっていますが、FOCUS EiTO手帳は、昨年とは打って変わり、製作者の名前がなくなりました。
ちょっと、びっくりですが、製作者さんの主張が嫌だという人にも、より万人に受け入れやすい手帳に変わってきているのかもと。好感が持てます。

FOCUS手帳のコンセプトは、人生が整う『頭の中』と『心の中』を繋ぐ”人整”手帳。

2021年に、東京駅の丸善本店の5階で、このFOCUS手帳を見つけて、CITTA手帳や逆算手帳、長谷川エレナ朋美さんプロデュースの「BEAUTY LIFE DIARY」と似ている、いいとこどりした手帳が出たものだと思っておりました。ほんと、手帳の売れ筋をうまくつかんで、いろんな手帳のいいとこを参考にして作られている、ズルいなと思う手帳です＾＾

この手帳のユーザーも結構、手帳ジプシーで、ありそうでなかった、もうちょっと自分を深めたいというユーザーが利用しているみたいですね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳　１つ目 3年間カレンダー

FOCUS EITO 2024中身の1つ目は、3年間カレンダーですね。2023年版は3番目にきていた3年間カレンダー。2024年版は、フォーカスエイト手帳の説明が後ろの方にきており、前半は一般の手帳の要素。後半にFOCUS EiTO手帳の特徴的な要素に変わりました。
このように変更したのは、ユーザーさんからの声を反映したからでしょうか？
昨年のバージョンでも、私的には好きだったのですが、先に、この3年間カレンダーはあると、長期の休みの予定が立てやすいので便利は便利なのですよね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 2つ目 ライフイベント1年、10年

FOCUS EITO 2024の中身、2つ目は、ライフイベント1年、10年です。(2023年版は4番目)
ライフイベントを横書きで、13カ月分と、下に10年の予定を入れることができます。

FOCUS EiTO手帳のこのページがあると、家族の予定や仕事のプロジェクト、自己成長・スキルアップの計画を入力しやすいんですね。それにぱっと見一元管理できるのも嬉しいところですね。このページがあると、未来から逆算しやすく、計画が立てやすいんですよね。

全体的に、2023年版は薄いブルーだったのが、2024年版薄いベージュに変更されて目に優しいですね。

このライフイベントのページは、私の古巣であるGMOインターネットグループの熊谷正寿さんのクマガイ式夢手帳の未来手帳と似ていて、使いやすそうですね。「逆算手帳」さんは、熊谷代表の夢手帳の未来手帳や人生ピラミッドを参考にしてできていたので、似ているなと思ったところです。
実際に、実用新案2022-001654をとられていて、そこで、「人生ピラミッド」を出されているので、参考にされてお作りになったのだろうと思えます。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 3つ目 ガントチャート/習慣トラッカー、星の満ち欠け

FOCUS EITO手帳2024の中身、3つ目はガントチャート/習慣トラッカー、星の満ち欠け付。(2023年版は10版目)。
習慣トラッカーや、ガントチャートに確かに、星の満ち欠けがついているのはおもしろいですね。

2023年版は、ワークをして使いはじめるのが、FOCUS EiTO手帳という印象から、この順序だととりあえず、手帳を使ってみてから、ワークしてみる。という印象に大幅に変わった感じですね。
昨年の展開も好きだったのですが、ここにガントチャートがあることで、より一般的な手帳の順序に寄り添ったなという感じがします。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 4つ目 見開き二か月マンスリー

FOCUS EiTO手帳 2024の中身、4つ目は、見開き二か月マンスリー。(2023年版は12個目)
やっぱりマンスリーは一ページ、見開きマンスリーは使いやすいんですよね。

ここ正直なところ、なくなってしまって、ショックだったのが、理想のマンスリー。
どうしてなくなっちゃったのかなと思うぐらい、すごく便利だったのですよね。
2024年版は、理想のマンスリーと理想のウィークリーがなくなってしまっているのがちょっと残念でした。確かに使わない人にとっては、無駄なページなので、メモページだと使いやすいですよね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 5個目 バーチカル(2023年9月25日～2023年11月1日まで)

2023年版のバーチカルは、おそらく過去のCITTA手帳を参考にしていたため、4時はじまりの3時終わりの等間隔23時間でした。2024年版はしっかり修正されて4時はじまりの翌日4時までの等間隔24時間バーチカルになっています。

ここでも、FOCUS EiTO手帳の特徴だった「理想のマンスリー」に加えと「理想のバーチカル」がカットされています。理想の一か月もそうだけど、しっかりこうそれ用に準備されているのは嬉しかったのですが、本当に残念です。

そして、FOCUS EiTO手帳を使う上で一番の注意点
「バーチカルは2023年9月25日～2024年10月6日まで」のきっちり1年分しかない点。
（2023年版は2022年10月26日～2023年11月1日まででした）

その後にフリーバーチカルが5週分ついています。ここはいいですね。個人的には、5週分ついているのであれば、12月末までのフリー分が欲しいと思っちゃいますが、最大2024年11月5日の週まで利用可能となっています。

CITTA手帳を使っていた方はつい、翌年の2025年3月末までありそうなイメージを勝手に抱いてしまうけど、1年きっかりしかないのが、注意です。最低でも、2024年12月末まであったらいいなと思いました。この辺、ユーザーさんから声があがらないのでしょうかね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EITO手帳 6個目 ほぼ無地メモ、4ページ

FOCUS EITO 2024の中身、6つ目は、ほぼ無地メモ、見開き4ページ。メモはちょっと少な目ですね。方眼ではなく、無地。無印のノートのように薄く、ドットが入ったメモノートです。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 7個目 ３つのOK

ここから、2023年版には、先頭に入っていたものが、入ってきます。こう後ろにきてしまうのであれば、個人的には、FOCUS EiTO手帳の魅力が半減してしまうのでは、と思っちゃいます。
ただ手帳を使いたい、ワークとか関係ない。普通の手帳として使いたいユーザーには、2024年版の手帳構成がよかったのでしょうかね。なんか不思議な感じがしますね。

FOCUS EiTOは三つのOKをお届け。
「全部書かなくてOK、綺麗に書かなくてOK、書きたいときに書いてOK」と、これなら、手帳が続かない人にも続きそうな優しい声がけがされていますね。

「自分の手帳の使い方で、手帳を使う」という目的を見失わないよう、自分との約束事を決める

どうしても手帳って、真っ白ページがないといけないと思うし、綺麗に書かなくちゃって思う。
手帳タイムをとらなきゃって、一応確保はしてみるんだけど、その時間についつい緊急のことが生じて、潰してしまって、死守できない。結局、手帳が続かなくてやめちゃうっていうのも多いですよね。あと、手帳考案者がいる場合、どうしても、その考案者のイメージが追っかけてくるような感じがあって、それが嫌だって、その手帳を辞める方もいますよね。私の手帳仲間もよくそうした話を伺います。

なので、この３つのOKですごくいいなぁと思います。手帳を挫折した人にやさしい印象ですね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 8個目 ビジョンマップ

FOCUS EITOの中身、8個目はビジョンマップ。（2023年版は5つ目）。
どどーんと真っ白ページが。ここに自分のなりたい姿や、欲しいものなどの写真を貼って使うんでしょうね。こうしたページがあると、自分の理想を貼ることができて、いいですよね。夢もより具体的になっていきそうですね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 9つ目 6バランスシート

FOCUS EiTO2024の中身、9つ目は6バランスシート。
6バランスシートは、キャリア論でよく活用される「ライフホイール（人生の輪）」に似ていますね。ライフホイールは、マイク・マクマナスさんの『ソース』で紹介されていて、コーチングや、キャリアアドバイザーがよく活用されているものです。

「ライフホイール」を深めたい方は、『ソース・セルフ・スタディ・キット』を試してみるといいです。現在絶版していますが、アマゾンのキンドルアンリミテッドで利用できます。しかもこの教材は12,960円する高額教材なので、おすすめです＾＾。

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ここに、書きだすことで、自分の中で、人生のポートフォリオ、ワクワクややりたいことリストのバランスがとれるようになりますね。逆算手帳も、このライフホイールが入っていて、ここに写真を貼っていったのが印象的でしたFOCUS手帳では、オリジナルで、内側から、現在、行動、願望というアプローチは面白いですね。オリジナルが素敵です。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 10個目　自分取扱説明書

FOCUS EiTO手帳 10個目　自分取扱説明書「My own instruction manual」。自分の対処法をリスト化し、成功・失敗のパターンを明らかにするページ。これは、あまり見たことのないページで面白いですね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 11個目 フリーリスト

FOCUS EITO手帳の中身 11個目は、ワクワクリスト、バケットリストが変わり、フリーリストになっています。2023年版はチェックリストがついて、アイテムがあり、その後に「WHY」。どうしてやりたいのか？とCITTA手帳と類似していたのですが、単なるフリーリストになっていますね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 12個目 人生と今年のゴール

FOCUS EiTO 2024手帳の中身、12個目は人生と今年のゴール。人生のゴールとテーマ、今年のゴールとテーマを決めて、クリアするためのことを書き込むのにいいページですね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 13個目 月間目標

FOCUS EiTO手帳2024の中身、13個目は、月間目標。これは長谷川エレナ朋美さんのビューティダイアリーにあったような、目標設定。最近、DaiGoのブレーンだった、鈴木拓さんもこのような三マスをつかってますよね。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EITO手帳 14個目 世界地図、日本地図

世界地図、日本地図が入っていて、これまでに訪れた国やこれから行きたい国の記録や計画が立てられるようになっています。2023年版には、なかった要素で、これもいいですよね。

【FOCUS手帳の中身2023】FOCUS EITO手帳 15個目 振り返り

この最後のページはすごくいいですね。振り返りができるっていいと思います。
自分と向き合い、自分の感謝と、そして、何を続け、何を変え、何を新しくはじめるのか、いいと思います。

【FOCUS手帳の中身2024】FOCUS EiTO手帳 12の特徴

最後に、FOCUS EITO手帳の特徴が書かれています。

2023年版は「はじめに、６つのバランスシート、ライフイベント、人生と今年のゴール、ビジョンマップ、自分取扱説明書、バケットリスト、理想の1カ月、ガントチャート、理想の1週間、今月のワーク、終わりに」

に対して

2024年版は「ライフイベント、ガントチャート、はじめに、ビジョンマップ、６つのバランスシート、自分取扱説明書、フリーリスト、人生と今年のゴール、今月のワーク、ワールドマップ、ジャパンマップ、終わりに」

この12の特徴に変わっています。理想の一週間、理想の一か月間がなくなってしまったのに対して、世界地図や日本地図が入ってますね。

このFOCUS EiTO手帳の特徴がどこかで見た、これまでのオリジナル手帳の要素が多い。売れ筋のオリジナル手帳のいいとこどりをしているので、○○の手帳に似ているとか、パクりという声が上がっているんですよね。そういわれるからこそ、実用新案や商標をおとりになられて、法律的に守ろうとされているような印象です。

それでも、どうしても、売れ筋の手帳ってやっぱり真似られるし、売れるには理由があるから、よくも悪くも、参考にしちゃうから同じような手帳ができあがってしまうんですよね。そういうふうな、よく悪くもの業界ではあったので、今後どういう展開になっていくのか楽しみですね。

正直なところ、どの手帳も素晴らしいので、お互いをリスペクトしあえる、そんな業界であったらとはおもいますけどね。

FOCUS手帳とCITTA手帳の製造元は一緒？ダイゴーが製本、印刷している？

FOCUS手帳とCITTA手帳は類似点が多いですね。CITTA手帳の24時間バーチカル、見開き2カ月マンスリー、3年間カレンダー、ワクワクリスト、ガントチャートと、CITTA手帳にあるものは、FOCUS手帳にほぼ入っているという印象です。CITTA手帳も制作当時に、その時に人気のあった手帳の要素を取り入れているので、手帳業界に参考にするというのはごく普通なのですが、、、それにしても似てる。

CITTA手帳の製造元は、手帳メーカーで有名なダイゴー。東の高橋手帳、西のダイゴーといわれるように、老舗の手帳メーカーですね。CITTA手帳の場合、巻末に製本、印刷会社として載っています。

FOCUS EITO手帳は、巻末にはないのですが、実はFOCUS手帳も、ダイゴーかもしれないのです。

FOCUS手帳も、ダイゴー？理由１ オリジナルの紙の質感に似ていること

一つ目の理由としては、紙がダイゴーのオリジナルの紙の質感に似ていること。CITTA手帳でも使われているダイゴーの手帳用に開発した紙に似ているのですね。FOCUS手帳の方は色がクリーム色ですね。

FOCUS手帳も、ダイゴー？理由２ ダイゴーの製造ロットの印字が同じ

ダイゴーが製本、印刷会社ということは、手帳に公表されているわけではないので、わからないのですが、ダイゴーはこのようにカバーを外すと、製造ロットの番号がひとつひとつ個別に印字されています。

上はCITTA手帳（2022年版）製造ロット（2021年の2310、16415冊目）
下はFOCUS手帳（2023年版）製造ロット（2022年の3774、3513冊目）

みた感じ、一緒ですよね。

となるのですね。もし、ダイゴーであるのであれば、何かの許可はとっていて、CITTA手帳と、FOCUS手帳が似ているのも仕方のないことなのかもしれませんね。

FOCUS手帳とCITTA手帳は似ている？逆算手帳にも似ている。

CITTA手帳だけでなく、コボリジュンコさん考案の逆算手帳とも似ていますね。
逆算手帳は、考案者のコボリジュンコさんが突然の失踪？で、2020年に生産中止となってしまった手帳です。いまだに、逆算手帳がよかったという人も手帳ユーザーには多いですね。

逆算手帳
・My　Wish　List（やりたいことリスト）
・Do　not　List（やらないことリスト）
・Lesson　List（学んだことリスト）
・Life　Vision　（ライフビジョン）
・Life　GYAKUSAN（ライフ逆算シート）
・10Years　GYAKUSAN（10年逆算シート）
・1Year　GYAKUSAN（年間逆算シート）
・1Year　Goal（年間目標シート）
・15Months　Gantt　Chart（15ヶ月ガントチャート）
・Monthly　Gantt　Chart（マンスリーガントチャート）
・Monthly　Calendar（マンスリーカレンダー）
・Daily　Vision（デイリービジョン）

逆算手帳

逆算手帳の要素は、上記の部分なのですが、このFOCUS手帳にも類似のところは多いですね。

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FOCUS手帳は、長谷川エレナ朋美さんのビューティダイアリーにも似ている？

FOCUS手帳は、長谷川エレナ朋美さんのビューティダイアリーにも似ています。昨年は購入しなかったので、最新版ではないですが、ビューティーダイアリー2021のマンスリーのページと、ＦＯＣＵＳ手帳のマンスリーの目標ページの要素は似ていますね。他にも、長谷川エレナ朋美さんの手帳にも、人生の輪は入っているので、要素が似ているというのは否めないです。

ビューティーライフダイアリー・セルフミーティングノート｜長谷川エレナ朋美 - 長谷川エレナ朋美プロデュースの「ビューティーライフダイアリー」「セルフミーティングノート」公式ホームページです。

長谷川エレナ朋美プロデュースの「ビューティーライフダイアリー」「セルフミーティングノート」公式ホームページです。

beautylifediary.com

FOCUS EiTO手帳 2024まとめ

FOCUS EiTO手帳は、ほんとに売れ筋の手帳の良い部分を見極め、取り入れているのがすごいところですね。手帳は正直、著作権を確立するのが難しい、グレーな要素があるので、売れ筋をここまで徹底的に参考とし、もっと使いやすい形にブラッシュアップしているところはほんとすごいと思います。

さらに、実用新案として、FOCUS EiTOの8つの要素は申請されて受理されているのですね。
「手帳及び手帳用紙」：実用新案2022-001654

【考案の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本考案は、手帳及び手帳用のリフィル用紙に関する。
【背景技術】
【０００２】
従来、学習の計画や目標、日々の予定等を記録、管理するために、様々な手帳が考案され、使用されてきた。
【０００３】
例えば、特許文献１に記載の考案は、項目ごとの目標を記入するピラミッド記入用紙を備えていることで、複数の項目からなる目標を段階的にバランスよくまとめることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
【特許文献１】 登録実用新案第３１１０３４３号公報
【考案の概要】
【考案が解決しようとする課題】
【０００５】
しかしながら、特許文献１に記載の手帳は目標や計画を立てることと、その結果の記録に重きを置いており、目標や計画の達成に向けた道のりをサポートしたり、目標や計画に含まれない部分の自己把握に役立てたりできるものではなかった。
【０００６】
本考案は上記のような課題に鑑みてなされたものであり、自己実現、自己把握に役立てることができる使い勝手の良い手帳及び、手帳用紙を提供することを解決すべき課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００７】
上記した課題を解決するために、本考案は、
バランスシートページを備える手帳であって、
前記バランスシートページは、複数の自己実現項目記入部を有し、
前記複数の自己実現項目記入部は、現状記入欄と、行動記入欄と、願望記入欄と、をそれぞれ含む。
【０００８】
本考案によれば、使用者は、複数の自己実現項目（例えば、家庭、金銭、健康・美容、人間関係、キャリア、遊び等）のそれぞれについて、自身の現状と願望と、を記入することで自己を把握するとともに、現状から願望する状態を目指すための具体的な行動プランを記入することで、自己実現のための道標として役立てることができる。

「手帳及び手帳用紙」：実用新案2022-001654　一部抜粋

この実用新案で出てくる「登録実用新案第３１１０３４３号公報」は、まさしく、GMOインターネットグループの熊谷正寿グループ代表の「夢手帳の人生ピラミッド」にあたるわけですけど、それを見事に不十分という風にしたて、受理させているところがすごいですね。

個人的には、このFOCUS EiTO手帳自体、完全にゼロからオリジナルで作られているものではないと思います。これまでの手帳史、過去に作られてきた手帳があってこそのいまの手帳だと思います。それぞれの時代に対してライフスタイルにあわせて、多種多様に発展してきたところがあるので、今後後発ででる「オリジナル手帳」にも、参考にされることを許容していく手帳であってほしいですね。

FOCUS EiTO手帳は、ジブン手帳、CITTA手帳、逆算手帳などが続かなかった方にもおすすめです。もう少し新しい要素を手帳に取り入れて、チャレンジしたいという方にはおすすめの手帳ですね。
なにせ、いろんな手帳のいいとこどりされている手帳なので、現代的な手帳です。

全体として、紙が白よりも、黄に近いクリーム色になるので、クリーム色の紙が好きな方にはお勧めです。2023年版と比べて2024年版は、よりユーザーの声を聞き、一般的な手帳にあわせていった印象があります。ただ、その分、FOCUS EiTO手帳としてこれまであった特徴が少し薄れているところは、個人的に気になるところです。

とっても素敵な手帳で、ファンも多い手帳だと思いますので、広がってほしいですね。

ご購入は、オンラインショップでできますので、ぜひご興味を持たれた方は下記リンクより確認してみてください。

FOCUS EiTO手帳オンラインショップ

FOCUS手帳オンラインショップです。FOCUS（フォーカス）手帳は、スケジュールを管理するだけではなく、12種のオリジナルページのワークに取組み自分と向き合い、人生を整え前進することができる手帳です。

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