手帳術!手帳活用術と書き方で理想の人生を送る!

コラージュ手帳、渡邊康弘です。
今日は、手帳術について。お話をしていきます。今や日常のスケジュール管理だけでなく、ビジネスやプライベートの生産性の向上や効率化といったところで活用されている手帳。
その手帳をより活用しやすく、毎年、書籍やムック本、雑誌などで特集が組まれる手帳術。

この手帳術について、実際に私自身が体験し、使い、そして、セミナーで受講生に伝え、実践して効果があるものだけをご紹介していきます。

夢をかなえる手帳術

まず、最初にご紹介したいのは、GMOインターネットのグループ代表の熊谷正寿代表の手帳術。『一冊の手帳で夢は必ずかなう』や『20代ではじめる夢設計図』など、いまから20年ほど前に発売され、システム手帳ブームを起こしました。

手帳を活用し、ビジネスで成功されている経営者といえば、間違いなく熊谷正寿代表でしょう。私自身も、GMOインターネット出身。そのノウハウをスタッフ時代に学び、その後、熊谷代表が提唱している、人生ピラミッドや、未来年表を使って、立ち上げに関わった会社が上場したり、本を出版し、ベストセラー、海外で翻訳されるなど、本当に使える手帳術です。

詳細は、ぜひ熊谷正寿さんの『一冊の手帳で夢は必ずかなう』や『20代ではじめる夢設計図』をチェックしてほしいところですが、ここでは簡単に、私なりの手順をご紹介します。

ワクワクリスト手帳術-やりたいことリストを書く

 最近の手帳術でも多いのが、ワクワクリストや、やりたいことリストづくり。このモデルになっているのが、やはり『7つの習慣』のスティーブン・コヴィー博士のフランクリン・コヴィー社の手帳や、クマガイ式手帳術。

 まず、やりたいことやワクワクすることを思うがままに書いていきます。なかなか書けないという人は、はじめは身近なことから書きだしてみるのもいいでしょう。食べたいものや、欲しいもの、行ってみたい場所や、泊まってみたい場所。

ワクワクリスト、やりたいことリストが書けるワーク

全然、思いつかないというのであれば、もしも、1万あったら何するのか?
3万、5万、10万、30万、50万、100万と額面を増やしていくのも有効です。

 1万円自由に使えるとしたら、あなたは何をしますか?
 3万円自由に使えるとしたら、あなたは何をします
 5万円自由に使えるとしたら、あなたは何をします
 10万円自由に使えるとしたら、あなたは何をします
 30万円自由に使えるとしたら、あなたは何をします
 50万円自由に使えるとしたら、あなたは何をします
 100万円自由に使えるとしたら、あなたは何をします
 300万円自由に使えるとしたら、あなたは何をします

 お金を書きだしたら、今度は時間で考えてみます。

 2時間自由に使えるとしたら、何をしますか?
 6時間自由に使えるとしたら、何をしますか?
 1日自由に使えるとしたら、何をしますか?
 1週間自由に使えるとしたら、何をしますか?

 1カ月自由に使えるとしたら、何をしますか?
 3カ月自由に使えるとしたら、何をしますか?
 1年自由に使えるとしたら、何をしますか?
 3年自由に使えるとしたら、何をしますか?
 5年自由に使えるとしたら、何をしますか?
 10年自由に使えるとしたら、何をしますか?

 こうやって書きだしてみて、10年かけてやりたいことがあなたの本当にやりたいことです。
 人は、1年でできることを課題評価して、10年でできることを過小評価しています。

10年という時間が自由になったら、やりたいことはいますぐやった方がよいです。

目標設定に関する手帳術

 ハーバード大学卒業性を対象にした研究で、大学を卒業してから40年追跡調査をする形で行ったものがあります。その研究では、目標を設定した全体の6パーセントは、目標設定しなかった人たち94%に対して、素晴らしい功績や業績を残していたことがわかっています。
 目標設定する方法は簡単ですが、難しいという人のために、カテゴリーを設けるというのがあります。


 クマガイ式手帳術では、「人生ピラミッド」をあげており、健康、心・精神、知識・知恵、プライベート、仕事、経済モノカネという6項目を挙げています。

 ビジョン心理学で知られるチャック・スペザーノ博士は、『成功心理100』の中で、人間関係、家族、キャリア・ビジネス、成功、健康、セックス、お金、業績、ボディイメージ、休暇、幸せ、スピリチュアリティという目標設定のカテゴリーをあげています。

逆算思考手帳術-書きだしたワクワクや目標を逆算して考える

 手帳作家のコボリジュンコさんは、GMOインターネット熊谷正寿代表の手帳術をモデルに「逆算手帳」を考案しております。2021年版から廃盤になってしまいましたが、逆算思考は有効です。

 海外では、シナリオプランニングという未来思考のテクニックの中で、バックキャスティング(逆算思考)があります。

 ここでは、先に考えた5年、10年先の目標から、逆算して、10年、5年、3年、1年、半年、3カ月、1カ月、1日という風に目標を具体的に細分化していくといいでしょう。

 一度、10年先まで考えた後に、未来から現在へと戻って考えてみると、意外と、フォレキャスティング、現在から未来を考えた視点では出てこなかったアイデアがでてきます。

 これを手帳に書き入れて、毎日みたり、一週間に一回や一か月に一回など定期的にみることによってより現実に落とし込むことができます。

コラージュ手帳術:目標、ワクワク、やりたいことをビジュアライズ化(写真など)して貼る

 目標はより具体的に、すでに達成したものとして考えると、現実化しやすいです。その際に重要なのは、写真、感情です。達成しているイメージを連想できるような「写真」と、それを達成した時に味わっている感情を書き込むことで、ぐーんと、目標が近づいてきます。

日常生活で活用する手帳術-1週間168時間を、記録し、整理し、まとめる

 手帳のタイプでおすすめなのは、ズバリバーチカルタイプです。バーチカルタイプとは、縦書きのもの。できれば24時間見開きで、一週間、見開き1ページで見えるものがいいでしょう。

 この考えを日本で広めたのは、アクションプランナーの制作者、佐々木かをりさんです。
『ミリオネーゼの手帳術』、『自分を予約する手帳術』などの手帳に関するベストセラーをはじめ、いまのオリジナル手帳の流れを作った手帳業界のパイオニアですね。

 一週間見開きバーチカルがいいのは、一日24時間、一週間168時間の時間、見開きで把握できること。
まずは、この手帳の見開きページに、時間を記録してみること。あなたが何にどのくらいの時間を割いているのか?パッと見で把握することができます。ダラダラしていたり、ネットフリックスやアマゾンプライムをついつい見てしまったり、何もしていない時間があるなど、自分の中の時間を把握することができることでしょう。

まずは、時間を記録した後に、今度は時間を整理します。一週間168時間の中でどのタイミングで行うのがベストなのか考えてみるのもいいでしょう。
この際に、ムダだなと判断できない場合には、次の問いを浮かべてみましょう。

「3年後、私はこの行動を続けているだろうか?」

3年後も同じ行動を、あなたが満足して続けているのであれば、その行動は残すべきですし、3年後辞めていたり、不満を持ちながら続けているのであれば、いまここでやめてもいいでしょう。

そして、今度は時間をまとめて、まとまった時間を作ります。何かをやるには必ずまとまった時間が必要です。

この「時間を記録する」「時間を整理する」「時間をまとめる」というのは、かの有名なマネジメントの父、ドラッカーの時間術、手帳術です。
優れた経営者ほど、自分が何にどのくらいの時間を使っているのかしっかりとマネジメントできているのですよね。

仕事に活用するアイデア発想としての手帳術

 手帳を毎日のTODOを書きだすことや、手帳にアイデアを書きだすというのもいいでしょう。スマホがなかった昔は、手帳を出して管理。少し空き時間に、手帳を開いて、思い出すというのは有効でした。
 手帳であれば、ビジネスのシーンや、学業のシーンでもサボっているようには思えないですし、手帳にメモを取るだけでも、できる印象があります。
 iPhone、スマホが広がり、デジタル化が進んでいますが、アナログも再評価されていますので、ぜひ仕事に役立ててみましょう。

アイデア発想で使えるマインドマップを活用した手帳術

 アイデア発想をするノートの書き方としては、マインドマップが有効的です。
マインドマップは、イギリスのトニー・ブザン氏が考案し、全世界に広まっているものです。
 中心に、セントラルイメージとテーマを書きだし、枝状のブランチを広げて、1ブランチ、1ワードもしくはイメージで、広げていくノート術。
 アメリカの元副大統領のアル・ゴア氏も活用しており、根強い人気があります。

心を整える手帳術

 手帳は日々の心をいやすものでもありますね。

手帳に3行日記を書きだす

おすすめの方法は、一日のメモスペースに、3行でいいので、3行日記を書いてみること。
できればそこに、その日を起きたことに対する感情を添えた、感情日記を手帳に書いてみること。

手帳に3行感情日記を書きだす

 感情日記は、心理学的にも、ストレスの発散や、リラクゼーションを生み出すこととしても評価されています。

 何気ないことでも、紙に書きだしてみるとリラックスできるものです。

 感情日記を書く際には、黒のボールペンでもいいですし、お気に入りのインクを使った、万年筆で書くのもいいでしょう。

手帳にいいこと日記を書きだす

 ほかには、一日のいいこと日記というのもあります。

 いいこと日記は、中山庸子さんが『「なりたい自分」になれる中山式「いいこと日記」をつけよう!』で紹介し、またたく間に広まったものです。

 一日によかったことに注目することで、いいことに自然とフォーカスがいきやすくなります。
 日々、テレビをつけニュースを見ていると、ネガティブなニュースであふれています。ネガティブなものを見ているとやっぱり、その影響でネガティブに陥りやすいものです。
 朝起きて、昨日起こったいいことを一行書きだすというのもいいですし、夜寝る前に、その日のいいことを書きだして寝るだけでも大きく変わることでしょう。

手帳に感謝日記、ありがとう日記を書きだす

 感謝日記を書く

 ほかにも、感謝日記を書くというのがあります。『ザ・シークレット』の著者で有名なロンダ・バーン氏は著書『ザ・マジック』の中で、「ありがとう」の力について書いています。

 また、スピリチュアル界の大御所、ルイーズ・ヘイ氏も『HEAL YOUR BODY』など数多くの書籍で、感謝の効用について書いています。

 なかなかいいことが思いつかない人でも、一日に起こったことに対して、感謝からはじめてみると、3行ほどかけるものです。

 「ありがとう、○○」
 「ありがとう、○○」
 「ありがとう、○○」

 もちろん、今日一日いいことなかったなー、災難だったよというときも、その出来事に対して、感謝からはじめてみると、意外なことに気づいて、起こった出来事に対して感謝できるようになると思います。

習慣化に使う手帳術

 このほかにも、手帳にはさまざまな使い方があります。

フランクリン・コヴィー初代社長がすすめる手帳タイムのコツ

フランクリン・コヴィー社の初代社長のハイラム・スミス氏。ハイラム氏は著書『TQ』の中で、

自分時間を持つ、手帳タイムを持つコツとして次の6つを上げています。

1.人に邪魔されにくい場所を見つける
2.長期目標にいつも目を向けておく
3.課題の数とそれに要する時間が、その日に取れる時間内であるようにする
4.その日の課題のために具体的な目標を決める
5.障害を予測する
6.課題に優先順位をつける

『TQ』より

ただ、手帳の時間だけでなく、一番大切なことをこの魔法の時間にやってしまうのもおすすめです。

手帳ルールのおすすめ!効果的に利用するための6つの手帳ルール

また、手帳を効果的に活用するための6つのルールを上げています。

このルールは、フランクリン・プランナーを活用するものとして挙げられていますが、すべての手帳に使えますね。

1.プランナーを常に持ち歩く
2.一つのカレンダーしか使わない
3.毎日計画することを決意する
4.効果的な情報検索システムを使う
5.主要課題リストを利用する
6.月間インデックスを利用する

この中でも最初の3つは、重要ですね。手帳を常に持ち歩かないことには、やっぱり、スマホにいってしまいます。
あと迷うのが、手帳に書いたのか?Gカレンダーや、サイボウズに入れたのか?ここってどっちってなっちゃいますよね。

毎日、ちゃんと手帳を見返すというのも大事です。

こうした日々の積み重ねにつながるところも、手帳を習慣化させていくところとしてもポイントですよね。

他にも手帳を使って、習慣化する方法として、

家計簿を記録する手帳術や、食べたものをレコーディングしてダイエットに活用する手帳術、読んだ本を記録する手帳術など、さまざまあります。

 どんな手法でもさまざまな活用方法が手帳にはあるので、ぜひ、気になるものをピックアップして活用してみてくださいね。

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