絵本『このあとどうしちゃおう』から手帳とノートのことを考える

こんにちは!
小学生を育てる母でもある、
コラージュ手帳協会認定 手帳講師のおっちーです。

表紙:このあと どうしちゃおう
このあと どうしちゃおう
ヨシタケシンスケ
ブロンズ新社

(書影利用に関しては、ブロンズ新社ホームページの著作物利用に関する項を確認しております。)

わが家のソファの上に、この本が、ポンっと置いてあったんですよね。

で、なんとなーく手に取って、パラパラ読んでいるうちに、

これって、手帳・ノート術の絵本じゃん!!

と、思ったので、ブログを書いてみることにしました。

ヨシタケシンスケさんの絵本、読んだことありますか?

有名どころだと『りんごかもしれない』なのかなぁ。

ちなみにわが家には、『このあとどうしちゃおう』のほかには、『それしかないわけないでしょう』『つまんないつまんない』『あつかったらぬげばいい』『あるかしら書店』が、あります。

でですね。
ヨシタケシンスケさんの絵本を読んだことがある方は「うんうん!」と思っていただけると思うのですが、どの絵本も、すごくすごく哲学的、なんですよね。

ぱっと見はあのゆるーいイラストですし、ノリも軽い。楽しい。
だからもちろん、純粋に絵本として楽しむこともできる。

でも、考えようと思えば、どこまでも深く深く考えることのできる、魔法のような絵本たちなんです。

哲学の本を読んで頭をうーむって抱えて、
「哲学きらーい!」となってしまうくらいなら、
ヨシタケシンスケさんの絵本を読んで、
感じたこと、考えたことをノートに書き留めていくのもありです!

『このあとどうしちゃおう』は、『死』を扱っている絵本です。
死を通して生を扱っている絵本です。

『死』を扱う絵本も、いろいろありますよね。
『わすれられないおくりもの』や、小学校の国語の教科書にも載っている『ずーっとずっとだいすきだよ』なんかが、定番でしょうか。これらを読むと、やっぱりちょっと、涙が出そうになります。

でね。
『このあとどうしちゃおう』も確かに『死』を扱っているのですが、決して重くないんです。でも軽くもないん。なんとも言えない絶妙な加減なんです。買って読んでみてほしいです。

はい。
だいぶ引っ張りましたが、やっとここから、どんな絵本なのか、軽~く紹介しますね。

こないだ おじいちゃんが しんじゃった。

こんな一文から、ものがたりはスタートします。

主人公の男の子は、おじいちゃんの部屋で、おじいちゃんがかいた「このあと どうしちゃおう」ノートを見つけます。
おじいちゃんの”え”と”もじ”がいっぱい詰まった1冊のノート。
『てんごくってきっとこんなところ』『みんなをみまもるほうほう』などなど・・・
とってもおもしろくて楽しくてワクワクしてくるノートです。
そのノートを見ながら、男の子は、考えます。
おじいちゃんは、どうして、このノートを書いたんだろう?

あとは、絵本を読んでみてくださいね!

手帳やノートって、もしかすると、いつの日かこんな風に「おじいちゃんはこんなことを考えていたのかな」って想像して楽しんでもらえるツールにもなりうる、そう思えませんか?

そう考えたら、逆に書けなくなる人もいるかしら…(笑)

わたしの手帳やコラージュ手帳は、わたしが生きた証(レガシー!)になると思っていて、いつの日か、子どもや孫?ともだち?誰でもいいので誰かが楽しく自分らしく生きるための手引きとして使ってほしいなぁ、って思っています。

というわけで、今日は絵本を通して『手帳』について考えてみました。

『このあとどうしちゃおう』は、もはや、『手帳・ノート術』に属する本なのではないか?!と思います。手帳・ノート好きのみなさまは、参考図書として持っていてほしい1冊です。

『このあとどうしちゃおうコラージュ』を作ってみるのもいいですよね!

ではでは。
『このあと』ではなく、『とりあえずきょうどうしちゃおう』か、考えながら、こちらのブログを終わりたいと思います。さようなら~!!

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